子宮筋腫でも入れる医療保険ってあるの？｜各社の保障条件を徹底比較

30～40代の女性、4人に1人が発症するという子宮筋腫。中には、子宮筋腫になったことがきっかけで「保険に入りたい！」と思った人もいるのではないでしょうか？ここでは、子宮筋腫でも入れる保険をピックアップ。加入条件や保障内容を徹底的に比較します。

子宮筋腫でも入れる女性保険はある？

女性保険の場合、子宮筋腫を治療中の人は、保険に加入することができても、子宮に関する病気に関しては保障しないという扱いになることがほとんどです。これを特定疾病・部位不担保と言います。

まずは「1カ月前に病院で子宮筋腫と診断されたが、まだ治療内容については未定」という条件で、主要な女性保険10商品の対応を調べてみました。

※月払保険料は30歳女性で試算

女性保険 主要10商品の特定疾病・部位不担保期間を比較！

申込み不可

楽天生命「楽天生命レディ」

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「フェミニーヌ」

申込み後判断

特定疾病・部位不担保：期間は申込み後判断

特定疾病・部位不担保：期間4～5年

特定疾病・部位不担保：期間2～5年

特定疾病・部位不担保の期間が一番短いのはチューリッヒ生命！

編集部が調査した結果、特定疾病・部位不担保の期間が一番短いのは、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX Lady」であることが分かりました。ただし、2年になるのは、

医師の診断を受けたが、治療も経過観察も必要ないと判断された場合

子宮筋腫が完治している場合（子宮を全摘出している場合）

など、ごく一部です。

とはいえ、軽度の人であれば、特定疾病・部位不担保期間2年で契約できる可能性があるので、「すでに子宮筋腫と診断されてしまっているけど、どうしても女性保険に入りたい！」という人は、まずはチューリッヒ生命に資料請求してみるのがおすすめです。

しかし！！

これらの保険では、加入した後すぐに子宮筋腫で入院した場合、給付を受けることができません。次に、加入後すぐに子宮に関する病気も含めて給付が受けられる緩和型保険について解説します。

子宮筋腫でもすぐに保障！　安い緩和型保険を徹底比較

先ほど説明した通り、子宮筋腫になった後、女性保険に申し込んでも、そもそも加入できなかったり、子宮に関する病気は一定期間、保障の範囲外となってしまったりする可能性が高いです。

「それじゃ保険に加入する意味がない！」と感じる人におすすめなのが、緩和型保険（引受基準緩和型医療保険）です。

緩和型保険は通常の医療保険よりも告知事項が少なく、持病がある人でも入りやすくなっています。ただし、通常の医療保険や女性保険に比べ保険料が割高です。

とはいえ、加入後すぐに持病で入院や手術をしても、給付を受けられるため、子宮筋腫と診断されてから加入するのであれば、こちらをおすすめします。ここでは、保険料の手頃な緩和型保険をランキング形式で紹介し、各社の保障内容を比較してみました。

保険料の安い緩和型保険ランキング

※月払保険料は30歳女性で試算

緩和型保険は「支払削減期間」に注意！

緩和型保険は、持病があっても加入しやすく、持病についても加入後すぐに保障されるという健康状態に不安を抱える人向けの保険です。しかし、支払削減期間といって、一定の期間、給付金が少なくなることが多いので注意してください。

大抵の場合、

支払削減期間：1年

削減割合：50％

→加入後、1年間は契約した金額の半分しか給付されない

となります。

「いざというときのために保険に加入していたのに、思っていたよりも給付金が少なかった！」ということにならないよう、加入前に支払削減期間と削減される割合をよく確認しておきましょう。

ランクインした中でただひとつ支払削減期間なし！メットライフ生命

月払保険料3000円程度の商品に絞ると、保障内容は、

入院日額：5000円

手術給付金：5万円

で各社横並びです。

ただし、メットライフ生命「Flexi GoldS-フレキシィゴールドS」は、ランクインした中でただひとつ、支払削減期間がありませんでした。

最安値である、アクサ生命「アクサの『一生保障』の医療保険　OKメディカル」と比べると、月払保険料が500円ほど高いですが、契約が成立してすぐに持病で入院したとしても、入院給付金・手術給付金とも満額給付されます。

すでに子宮筋腫と判断されていて、「万が一、症状が悪化したときに備え、保険に加入をしたい！」と考えるなら、メットライフ生命「Flexi GoldS-フレキシィゴールドS」が一番おすすめです。

メットライフ生命「Flexi GoldS-フレキシィゴールドS」口コミ ピックアップ！

• 
  

  審査に通らなかった私が加入できました

  ID:083927

  ミルフィーユさん

  満足度5.00

  • 保険料 　－
  • 保障内容 　－
  • 給付金額 　－
  • サポート 　－

  以前他の保険会社の保険の審査に落ちてしまったのですが、 フレキシィ ゴールドは審査に通りやすいと聞き申し込みをしてみました。すると薬を常用していても加入ができて、大変ありがたかったです。 放射線治療や骨髄ドナー給付金が基本保障に入っていることに加えて、特約の種類も多く非常に満足しています。加入1年目から満額の給付金もらえるという点も、おおきなメリットであると感じました。

メットライフ生命「Flexi　GoldS-フレキシィゴールドS」の口コミをもっと読む

結論はコレ！

すでに子宮筋腫と診断されているなら、緩和型保険への加入が安心

1年目から全額支給される、メットライフ生命「Flexi GoldS-フレキシィゴールドS」がおすすめ

すでに病院で子宮筋腫と診断されている人は、女性保険に申し込んでも加入できないか、子宮筋腫や子宮に関する病気は保障外（特定疾病・部位不担保）となる可能性が高いです。

「これから子宮筋腫が悪化して、入院や手術をしなければならないときに備えて保険に加入したい！」と考えている人は、女性保険ではなく、持病があっても入りやすく、持病での入院・手術も加入後すぐに保障してくれる緩和型保険への加入がおすすめです。

とはいえ、緩和型保険であっても支払削減期間という期間を設けられ、ほとんどの場合、加入後1年間は給付金額が半額になってしまいます。

今回の調査でランクインした中では、ただひとつ、メットライフ生命「Flexi　GoldS-フレキシィゴールドS」のみ、この支払削減期間がなく、加入後すぐであっても全額給付されることが分かりました。

すでに子宮筋腫と診断されていて、この先の症状悪化に備え、保険に加入したいという人はまず、メットライフ生命に資料請求してみてください。