Amazon Music Unlimitedが勝手に課金されたのはなぜ?
Amazon Music Unlimited多くの場合、画面や音声操作の流れの中でUnlimitedへの申込みが成立し、本人が申込みに気づかないまま課金が始まることがあります。身に覚えのない課金に気づいた際は、楽曲を再生せずに、速やかにカスタマーサービスへ問い合わせましょう。
消費生活リサーチライター
志水 結 (しみず ゆう)
サブスクリプション、金融、美容クリニック、通信インフラなど、生活に密着した幅広いサービスの調査を担当。これまで「みん評」に寄せられた10,000件以上のユーザーレビューを分析し、サービス利用前後で生じやすい「評価のギャップ」を紐解く。「低評価口コミにこそ、サービスを安全に使いこなすためのヒントがある」を信念に、誰もが迷わず納得してサービスを選べるよう執筆している。
実際にAmazon Musicを利用しているユーザーからは、意図しない課金や登録に関する以下のような声が寄せられています。
「Prime Music」「Amazon Music Unlimited」「Amazon Music HD」の三段階あるのは知っていたが、「このボタンを押すとHD契約となります」とかの警告は無かったまたは気づかなかった。 引用:https://minhyo.jp/amazon-music-unlimited
画面操作の時に、頻繁に出てくるlimited申込みのボタンに触れてしまった。これでlimited会員登録となってしまいます。 引用:https://minhyo.jp/amazon-music-unlimited
アプリやアレクサの操作中に、誤って登録してしまうケースもあるようです。
アマゾンミュージックのアプリでも、途中で支払い項目の選択などが無く、ワンクリックでアンリミテッドへ入会できてしまうため、悪質だと感じました。 引用:https://minhyo.jp/amazon-music-unlimited
アレクサが反応して知らないうちに登録されてしまった。 引用:https://minhyo.jp/amazon-music-unlimited
これらの口コミを見ると、
- 「どの操作で契約が切り替わるのか」が分かりにくかった
- 明確な警告や確認がないまま登録が進んだ
などの点が共通しています。
ここからは、みん評に寄せられた口コミをもとに、よくある原因と対策を解説します。
Amazon Musicには複数のプランがあり、その存在自体は理解している方も多いです。
しかし、口コミにもあるように、「この操作で契約が変わる」という警告が分かりにくい場合があります。
画面の流れの中で自然に上位プランの案内が表示されると、意図せず契約が切り替わってしまうことがあるため注意が必要です。
Point!
- 現在の契約プランを一度確認する
- プラン案内が表示された際は、すぐに操作せず内容を確認する
画面操作の途中で、Unlimitedの申込みボタンに触れてしまい、そのまま登録が進むケースもあります。
スクロールや戻る操作の最中に、申込みボタンが頻繁に表示されることが原因になることもあります。
Point!
- アプリ操作中に表示される申込み案内は、慎重に操作する
- 操作後に不安がある場合は、すぐに契約状況を確認する
家庭にAlexa対応端末がある場合、音声操作が登録のきっかけになることがあります。会話の流れで肯定的に返答した結果、無料体験や登録が開始されるケースも見られます。
家族で端末を共有している場合、誰の操作がきっかけだったのか分かりにくい点も特徴です。
Point!
- Alexaの音声ショッピング設定を見直す
- 必要に応じて、確認コードなどの再発防止設定を行う
「知らないうちに有料プランに移行していた」「キャンセルしたのに請求された」など、みん評の口コミやSNS上ではAmazon Musicの料金に関する不満の声が多く見られます。
なぜ、これほど多くの人が意図せず登録してしまうのでしょうか。その理由を明らかにするため、みん評編集部では実際の操作画面をもとに詳細な調査を実施。
結果見えてきたのは、繰り返し表示される操作や、誤操作を誘発しやすい導線設計でした。

引用元:Amazon music
アプリ起動時に表示されるこの画面。中央には鮮やかな青色の「今すぐ試す」ボタンが目立ちます。
一方、この案内を閉じるための「×」ボタンは、画面の端に小さく表示されているか、スクロールしないと見えないこともあります。
実際に「画面を閉じようとして、誤って登録ボタンを押してしまった」という声も多く、ミスを誘発しやすい設計だと感じました。

引用元:Amazon music
①の登録画面を回避し、「これで音楽を聴ける」と思った矢先、上記のような画面が表示されました。
案内文の下には、大きく「わかりました」ボタンが配置されています。
一見すると「内容を理解して画面を閉じる」ためのボタンに見えますが、実際は「無料体験(終了後は自動で有料プランに移行)を開始することへの同意」という意味です。
「登録する」といった明確な文言を避けているため、多くのユーザーが誤認しやすい構造と言えます。

引用元:Amazon music
一度アップグレードを断っても、曲を切り替えたタイミングや数日後など、繰り返し勧誘画面が表示されます。
画面のデザインはピンクや黒などさまざまで、ユーザーが「いつもの広告」だと思ってタップしてしまい、意図せず契約が完了してしまうケースも考えられます。
みん評に寄せられた口コミでは、「課金に気づいてからAmazonへ連絡したが返金してもらえなかった」という声が寄せられています。
約1年間近く,差額の7000円以上を無駄にアマゾンから引き落とされていたことになり,個人での利用のみ(だれも招待していない)とアマゾン側で確認できるので返金できないかと問い合わせたらできませんの返事のみ.引用:https://minhyo.jp/amazon-music-unlimited
一方、Amazonフォーラム(コミュニティ掲示板)では「全額返金してもらえた」という声もありました。
Amazon music unlimitedの返金やキャンセルは、契約先によって手続き窓口が異なり、返金の可否は「各社のキャンセルポリシー」によって異なります。
つまり、一律の基準で「必ず返金される」とは決まっておらず、「契約ルート」と「利用状況」を確認したうえで、窓口へ相談するという個別のプロセスが必要です。
| 契約ルート | 返金・キャンセルの申請方法 |
|---|---|
| Amazonから直接登録した場合 | Amazonの設定画面、またはAlexaへの音声操作で申請する |
| Apple(iTunes)経由の場合 | Appleのウェブサイトで手続きを行う |
| Googleや携帯電話会社経由の場合 | 各社に直接問い合わせる |
例えばiPhoneやiPadにAmazon Musicアプリをインストールしており、AppleのサブスクリプションとしてAmazon Music Unlimitedが登録されている場合は、Appleのウェブサイトでの手続きが必要です。
身に覚えのない課金に気づいた際は、楽曲を再生せずに、速やかに各カスタマーサービスへ問い合わせるようにしましょう。
検証レポートからも分かるように、Amazon Musicでは誰もがうっかり「意図しない課金(無意識のアップグレード)」をしてしまう可能性があります。
ここでは、Amazon Musicを安心して利用するために、事前に確認しておきたいポイントを紹介します。
Amazon公式サイトの「アカウントサービス」にある「Amazon Musicの設定」から、現在のプラン名称を確認可能です。
ここに「Unlimited」と表示されている場合は有料プランが適用されている状態であり、次回の請求日も把握できます。
Alexa搭載デバイスを利用している場合、下記の方法で音声による契約リスクを抑えられます。
- Alexaアプリの「設定」→「アカウント設定」→「音声ショッピング」から、確認コード(4桁の数字)を設定する
- 音声ショッピング自体をオフにする
キャンペーン等で無料体験を開始した場合、期間終了後は自動的に有料プランへ移行し、月額料金が発生します。
継続を希望しない場合は、体験開始後すぐに自動更新をオフに設定しておくことで、将来の課金を防ぐことができます。
